
↑ ☆Ao Reli Bagu Beach, Koh Adang @ Mu Koh Lipe Thai
◎クサトベラ(草海桐花/クサトベラ科トベラ属)
地味な花ですがジボラが咲いていました。
日本名ではクサトベラと言い、タイ名ではジボラです。
太平洋~インド洋の熱帯や亜熱帯が原産で、
日本では南西諸島や小笠原諸島でも見られ、
扇形の白っぽい地味な花を咲かせます。
灼熱のビーチにとても強い植物で自然にも生えますが
防風植物としても良く植えられます。
ピピ島のレームトンビーチの高級リゾート『Zeavola』もこの植物が由来です。
http://www.zeavola.com/

↑ ★沖縄・瀬長島のクサトベラ (※2023/6/25撮影)
こちらは先日(2023/6/25)に沖縄本島の瀬長島で撮影したクサトベラです。
日本とリペ島間は約5000kmも離れていますが
クサトベラは花を見る限り大きな違いは無いようです。

↑ ☆Ao Reli Bagu Beach, Koh Adang @ Mu Koh Lipe Thai
◎テリハボク(照葉木/テリハボク科テリハボク属)
太平洋諸島、オーストラリア、東南アジア、インド、マダガスカルなどの
海岸近くに分布し、また世界の熱帯・亜熱帯で広く栽培されています。
日本では南西諸島(与論島、沖縄諸島、南大東島、先島諸島)と
小笠原諸島に自生していますが、これらは移入し移出したものと考えらています。
成長は遅いが、高さは10-20メートルほどになり、
果実は径4センチメートル程の球形の核果で、赤褐色に熟しますが
食用にはなりません。
木は堅いのでカヌーなどのに利用され、実からは油がとれ
外用薬や化粧品原料に使われるそうです。

いいね!
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)